経理事務を知ろうPart1(藤村典子)

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1.経理事務とは?

経理の仕事はそんなに難しいことではありません。経理業務は「取引を整理・記録し、事業の状況を確認する」ということで、大きく分けて2つの作業があります。

●証ひょう書類の整理
取引先からの請求書・領収書、自社で作成した納品書・請求書などを、内容別に分け、時系列で保存する作業

●取引の記録
証ひょう書類をもとに、取引を記録して帳簿を作成する作業

経理ができている事業者には以下のメリットがあります。
●年度末の決算・税金計算もスムーズに進み、効果的な節税対策をとることができます。
●「青色申告事業者」となることができます。青色申告事業者には経費と認められる枠が増えるといった特典があります。

2.経理業務のポイント

(1)証ひょう書類整理

証ひょうには重要な役割があり、例えば取引先とのトラブルがあった場合は、証拠書類として、どちらが正しいかを決定付けるほどの効力を持ちます。

証ひょうはまず、内容ごとに分け、時系列にまとめて保存します。後で見直すことを考えて保存しましょう。

取引先から受領した証ひょうは、取引の種類・取引先別に分け、バインダーに綴じていきます。レシート・領収書はスクラップブックに貼り付けます。その際、取引の内容をメモしておくと、後で見直す際に便利です。領収書がない場合は自分で支払証明書を作成し、日時・取引先・金額・内容を記載し、ほかの領収書と同様に貼り付けていきます。

自社で作成した注文書控や請求書控は、必要に応じて取引先別に分け、取引の古い順に綴じていきます。複写式のものを用いる場合は控えをそのまま残すことによって古い順に記録が整理されます。書き損じた場合でも破ったりせずそのまま保存しましょう。(続く)


藤村典子中小企業診断士

藤村典子(中小企業診断士)
藤村ビジネスコンサルティング 代表
学習塾、会計事務所勤務を経て2004年に独立。中小企業支援ネットワーク強化事業のネットワークアドバイザーとして、中小企業の経営改善、経営革新のサポートを行う。また、企業再生分野においても精力的に活動中。起業支援・創業支援は得意分野の1つであり、女性視点からの解説は分かりやすく好評。

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